研究情報
Research information

研究情報

2024.04.30 塩の結晶化
マイクロ流体デバイスにおけるエマルジョン結晶化によるNaCl球状粒子の連続生成
Continuous Production of NaCl Spherical Particles via Emulsion Crystallization in Microfluidic Devices
本稿では、エマルジョン溶媒拡散に基づく単分散球状塩化ナトリウム(NaCl)結晶粒子の連続生成のためのマイクロ流体システムを紹介する。NaCl粒子の製造工程は、液滴生成、結晶化、凝集、固化の4つの段階に分けられる。NaCl溶液の初期濃度と連続相(CP)の流量を調整して、小さな立方晶(単位結晶)の凝集によって形成される球状粒子の形態と微細構造を変化させる。これらの単位結晶には、新しいホッパー状およびフレーム状の表面構造が観察され、どちらも階段状の正方形の表面微細構造によって構成されており、結晶の成長パターンとメカニズムを示せる可能性がある。球状粒子の最高平均真円度は0.94であり、粒子サイズの最小変動係数は2.87%であり、微細な真球度と狭い粒度分布を示している。さらに、CPの流量を変化させることで、球状粒子から多重結晶のクラスター、単結晶まで、異なる粒子が得られる。さらに、粒子の空隙率が、期待する気孔率を持つ粒子を設計するための基準提供のために計算される。Adapted with permission from Crystal Growth & Design, 2023; 23 (12): 8918-8928. Copyright © 2023 American Chemical Society.
Chen Liucong, et al.
Crystal Growth & Design, 2023; 23 (12): 8918-8928
DOI 10.1021/acs.cgd.3c00973