研究情報
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2026.04.30 構造物への塩の侵入を探る
融雪剤にさらされた橋梁への塩化物の浸入:数値モデリングと現地調査
Chloride ingress in de-icing salt-exposed bridge: Numerical modeling and field investigations
本研究は、モントリオールのオリジナルシャンプレーン橋の陸上区間の各種部品、特に融雪塩作業による塩化物の侵入に関連しているところの耐久性評価に焦点を当てる。元のコンクリートおよび修復されたコンクリート両方の塩化物浸透は数値的なモデル化と実測の両方によって評価される。修復済みおよび元のコンクリート部分の輸送特性は、非破壊透気性試験を用いて決定され、橋梁の耐用年数を通じて空気にさらされた修復区間および下部未修復区間への塩化物侵入を予測するためにTransChlor®が用いられた。適切な境界条件と過去の気候データを選択することで、予測される塩化物プロファイルは修復済みおよび未修復構造部材のコアサンプルデータとほぼ一致していることが示されている。本研究では、文献で一般的に行われているコア試料から得られた塩化物濃度プロファイルを照合して行う事後予測とは対照的に、老朽化したコンクリート構造物における塩化物浸透を分析・予測するための、事前のブラインド予測手法を提案する。さらに、陰極防食がコンクリートへの塩化物浸透を防止するのに有効であることが明確に実証された。しかし、陰極防食が存在する場合の塩化物浸透を予測する能力は、TransChlor®などの現行の塩化物浸透モデルにおける課題として、そして、今後の研究課題として捉えられた。
© 2025 The Author(s). Published by Elsevier Ltd.Creative Commons CC-BY license
(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/).
https://doi.org/10.1016/j.cscm.2025.e05003
Khani Samaneh , et al.
Case Studies in Construction Materials , 2025;23
doi:10.1016/j.cscm.2025.e05003

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